2021年12月28日。RTA in Japan 2021 Winterで『目隠し70枚RTA』を解説した。
次回解説するに向けて、『前回の解説の課題確認』と『今回の課題』をまとめておく。(備忘録となる)
前回の解説の課題確認
『ESASummer2021 Randomizerと目隠し70枚RTA』が前回に当たる。
この時の課題は特に無かったので本項はスキップする。
今回の課題
今回の解説の課題は以下となる。解説そのものの課題というよりも目隠しRTA特有の解説の課題があった。
★ リカバリ方法が勉強不足だった
目隠しRTAは目を隠さない場合と比べ、特有のリカバリ方法が多い。
そのため、アーカイブでリカバリ方法も軽く確認していたものの、やはり勉強不足だったようで、「アドリブなのでは」と紹介した部分が実は想定だったものもあった。(例. スノーマンズランド どんけつスター)
今後目隠しRTAを解説することがあれば、目隠しRTAの直近のアーカイブを数十本ほどチェックしてリカバリ方法も頭に入れておこうと思う。
★ 手拍子がズレていた
目隠しRTAでは音のテンポで解決する部分がある。
その解説方法として、歌いながら手拍子を取る方法を以前からずっとやっていたが、音ズレがあると逆に分かりにくくなるようだ。(そういうコメントが割とあった)
※一応準備中に運営さんに音ズレを調整してもらったのだが、後日アーカイブを見たところ思ったより音ズレしていた。
この点は技術的な話なのでどうしようもないと思う。
音ズレする前提で、次の目隠し解説への対策として以下を考えている。
・歌いながら手拍子を取るのを短い時間にし「こんな感じだよ」という雰囲気だけ伝える。
・テンポで移動している部分は自分は静かにして、視聴者に実際のゲーム音を聞いてもらう。
所感
今回のイベントを通して、個人的な感想は以下の通りである。
★ 解説自体はうまくいったと思う
目隠しRTAの解説としての課題はあったが、解説そのものはうまくいったと思っている。
数万件もある感想ツイートやまとめなど全てに目を通したが、「走者も解説もすごかった」というものばかりで安心した。
1ツイートだけ批判的なものがあったが、言いたいことは手拍子に対するものだったので、そこは今後目隠しRTAを解説することがあれば改善する予定だ。
★ 人生初のYahooニューストップを飾ったのに驚いた
『目隠しRTA』は特殊競技なこともあり、ネット記事になることがよくある。
今回も例外ではなく、いくつかのネット記事で取り上げられていた上、まさかのYahooニュースのトップを飾る事態にまでなっていた。
自分の名前が記事内に入っていて恥ずかしかったが、それを含めていい経験になったと思う。
実際の記事は既に削除されているようだが、Web魚拓とツイートは残っていた。
Web魚拓: マリオ64 目隠しで驚異のクリア - Yahoo!ニュース
【マリオ64 目隠しで驚異のクリア】https://t.co/GbaxJa5DEn
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) 2021年12月29日
大型RTA(リアルタイムアタック)イベントで、目隠しをしながら「スーパーマリオ64」をクリアするタイムアタック配信が話題に。記憶と耳だけを頼りに攻略していくもので、プレイヤーは「ちょっとミスが多かったけど、だいぶ良かった」。
★ リアタイ視聴者数が右肩上がりだったのが良かった
TwitchTrackerによると、目隠しマリオ64はリアルタイム視聴者数最大10.1万人までいったとのこと。
多くの人にご視聴いただけたことはもちろん嬉しいが、それよりも右肩上がりにリアタイ視聴者数が伸びていたことに安心した。
視聴者からすると、走者と実況解説はセットなので、走者がどんなに凄いプレイをしていても実況解説が悪いと視聴してくれないだろう。
しかし、右肩上がりになっているということは「視聴を続けたい」と思わせるぐらいには良かったということなのではないだろうか。
ということで、もちろん、10万という数字を集められたのは『RiJという看板』や『走者の走り』によるものだが、それらに遜色のない解説ができたと思っている。
むすび
毎度のことではあるが、解説の課題や感想を簡単にまとめてみた。
目隠しRTAの解説として2つの課題が出てきたので、またの機会があればリベンジしたい。