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【振り返り】SRE9の日本語ミラー配信で120枚RTAレースを解説した件 (解説#16)

2022年11月6日。日本語ミラー配信にて、SRE9の『120枚RTAレース』を解説した。

8か月前の話なのでほとんど覚えていないが、備忘録としてまとめておく。

【イベント】SRE9 120枚RTAレース (2022.11.06開催)

 

今回の解説の準備内容

最上位プレイヤーが走るというわけではなかった上、プラットフォームも違ったことから、『普段のイベント(最上位が走るもの)との違い』を重点的に準備した。

また、過去のイベントと同じく、各走者の実力やルート選択などを事前に確認し、走者特有のポイントはちゃんと予告できるように準備した。

 

今回の所感と課題

このイベントは、普段の予定調和気味のイベントとは以下の3点が違った。そのこともあり本番ぶっつけのアドリブ強めの解説となった。

1. インターバルがなく本走前に事前解説ができなかった点(スケジュールがころころ変わり急にマリオ64が披露されることになった)

2. 走者1人が急遽変更となり、事前準備をしていない走者が走ることになった点

3. 走者の実力に少し差のあるレースだった点

ただ、結局は普通の120枚RTAだったこともあり、柔軟な解説でカバーできたと思っている。3.のこともあって本番はタイム差がついていたが、そこもうまくフォローをしつつ楽しく解説できたと思う。

 

【課題】地下ステージあたりからどの画面の解説をしているかが分かりにくかった

こうなってしまった原因は、「画面右上の~」といった枕詞が忘れがちだったことと、どの画面を見ているかをあまり言っていなくて全体的に見てしまっていることにある。

序盤はその辺をしっかり解説できていたのだが、なぜ中盤以降でそうなってしまったのか――考察した結果、以下の2点に気づいた。

1. レースとして差が広がっていた点

本番では、1名がひとつ頭を抜けていて別ステージにいる状態が続いた。結果、その1名に注目しつつも別の方も解説をしようとしてごちゃごちゃしてしまった。

2. 走者特有のポイントを解説しようとした点

事前に走者情報を調べたこともあり、「この走者のこの部分が面白いから取り上げたい」という気持ちがあった。そのポイントを割り込むような形で拾ってしまったため、各走者の画面を行ったり来たりするような形になってしまった。

 

これは4名のレースだからこそ起こってしまったと考えている。解決方法としては、最速の1名を主軸に解説すること(徹底する)・諦めるべき解説ポイントは諦めることだと考えている。

加えて、視聴者視点で考えた時に、画面ばかりに注目してもらうと画面を行ったり来たりしてすごい疲れる印象があった。雑談を多少多めにして画面より雑談にフォーカスしてもらうことも大事だと感じた。

別件だが、最近RTA in Japan Winter 2021のマリワの4名レースを見て、この改善点が盛り込まれた形であることに気づいた。これを目指しつつ、走者特有のポイントなどをうまく吸い出す形を目指していきたい。

スーパーマリオワールド - RTA in Japan Winter 2021 - YouTube

 

むすび

4名レースの解説はほとんど経験がなかったので、その難しさを理解することができた。この経験をもとに4名レースでの解説も極めていきたい。