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【振り返り】SGDQ2022の日本語ミラー配信で120枚RTAを解説した件 (解説#13)

2022年7月3日。日本語ミラー配信にてSGDQ2022の『120枚RTA』を解説した。

次回解説するに向けて、『前回の解説の課題確認』と『今回の課題』をまとめておく。(備忘録となる)

【イベント】SGDQ2022 120枚RTA (2022.07.03開催)

 

前回の解説の課題確認

ESAWinter 2022』が前回に当たるが、この時の残課題は目隠しRTA特有のものなのでスキップ。

前々回の『第2回16枚RTA初心者大会』にも課題があったので、それを確認する。

 

★ 声が被ってしまう問題の解決(-)

1人で解説したので関係なし。この課題は次回へ持ち越しとなる。

 

★ 小話をちょいちょい入れる(◎)

120枚RTAは王道のカテゴリなので、日本語ミラー配信の視聴者の多くはなんとなく知っているのではないかと考えた。

そこで、マリオ64RTAを全く知らない人向けに解説するのではなく、マリオ64RTAを多少知ってるぐらいの人をターゲットに解説してみることにした。

具体的には、マリオ64RTAをやってる人なら知ってるマニアックな小話を多めに話してみることに。

・ルート/アプローチが見つかった年代や短縮量、由来
・カメラの使い方
・走者(Simply氏)特有の部分 などなど

確定情報を調べるのに多少時間はかかったが、その甲斐もあって、ツイッターにて「解説が良かった」系のツイートが多く見られた。面白い120枚RTAの解説ができたのではないかと思っている。

 

今回の課題

今回の解説の課題は以下となる。

 

★ 一部解説内容に誤りがあった

YouTubeアーカイブにコメントしているが、解説内容の一部に誤りがあった。例えば、さむいさむいマウンテンの赤コインスターのルート発案者を間違えて紹介していたり。

この点は『話したいことリスト』の練り(調査)が甘いせいで発生した課題だと思っている。

次回への対策: 『話したいことリスト』を作り終えたら、その内容を2~3回調査し直して、誤っていないかをチェックする。

 

★ 目隠しの解説者だと勘違いされた

RTA in Japanから私を知った人が多いようで、その人達の一部は私のことを目隠し専門の解説者だと誤認していた。

最初のインターバルの時に軽い自己紹介を入れるべきかもしれない(要検討)。

 

所感

今回のイベントを通して、個人的な感想は以下の通りである。

 

★ 初めての解説のリベンジができて良かった

私が日本語ミラー配信で初めて解説したのは2019年の120枚RTAである。

その時は「なんとかなるだろう」という考えで2回ほどのアドリブ練習だけで本番に臨んだが、案の定ひどい解説となってしまった。それが心残りだった。

しばらく120枚RTAを解説する機会がなく(特殊カテゴリばかりだったため)、ようやく訪れた機会が今回のSGDQ2022の120枚RTAだったのだ。

ということで、今までの10回以上の解説経験で学んだこと(例は以下)をフルに活かして、解説に臨んでみた。

その結果、自分的にはそこそこうまく解説できたと思った。さらに、「解説良かった」系の感想も数多くいただけたので、リベンジできたと考えている。

 

学んできたことの例:

・最悪早口になっても良いので、ちゃんと間を空けてしゃべること。

・視聴者に見て欲しいポイントは「皆さんこの後に注目です!」と事前に通知すること。

・余裕があったら可能な限りコメントを拾うこと。また、コメントをちゃんと読み上げて、どのコメントを読んでいるのかを視聴者に伝えること。

・長時間RTAは声を張り続けると視聴者が疲れてしまうので、声を張りすぎず、且つ、同じテンションでしゃべり続けること。

・できる限りつっかえずにしゃべること。

・走者の情報(個性的な部分)も解説に混ぜて、その時しか聞けない解説にすること。

RTA走者しか知らない小話を入れること(『前回の解説の課題確認』で書いた通り)。

・長時間RTAでは途中から視聴し始める人も多いので、その人向けに走りの中盤で現在やっているRTAの基礎情報を再紹介すること。

・重要な単語は何度も口にして、その単語を視聴者の頭に残るようにすること。(あと自分の声がノイズキャンセルされる可能性もあるので、その点も考慮して重要な単語は反復したほうが良いと思う。)

 

★ 解説関連の感想コメントが多くて嬉しかった

解説を終えツイッターを確認してみたところ、「解説が良かった」「聞きごたえがあった」「まるで講義のようだった」といった感想が数多くあったので嬉しかった。

特に嬉しかったのは、「初めて見るゲームでこれだけ聞きやすい解説は初めてだ」といった旨の感想だ。

私としてはマリオ64RTAを多少知っている人向けに解説したつもりだが、知らない人にも雰囲気は伝わったようだったので、解説した甲斐があったなあと感じた。(特に何秒タイム短縮できるかを解説したのが分かりやすかったらしい。)

"走者の走りを食材と例えるなら、解説者はその食材の調理者である"――今後も走者の走りのすごさをうまく引き立てられるような解説を目指していきたい。

 

むすび

毎度のことではあるが、解説の課題や感想を簡単にまとめてみた。

当初と比べ今のほうが上手い解説ができていると思うが、まだまだなのでこれからもブラッシュアップしていきたい。